骨盤矯正って結局なにするの?
骨盤矯正と言われても具体的になにをしているかよくわからないですよね。
骨盤てどこのこと?
まず骨盤について解説すると、骨盤という骨は身体には存在しません。
ではどこのことを言っているのかと言うと3つの骨で構成されています。
②左腸骨
③仙骨
この3つを合わせて「骨盤」と呼んでいます。
「矯正」とは正しい位置に戻すこと
骨盤矯正ということは骨盤の骨を正しい位置に戻すということですが骨盤全体のことを言っている訳ではありません。
動かしているのは骨では無い
矯正の前には必ず検査をして骨盤の傾きや歪みを診てもらっていると思いますがどのように歪んでいると思いますか?
歪むのは骨ではなく「関節」
先ほど言ったように骨盤は3つの骨から構成されているので骨盤には関節も3つあります。
①右仙腸関節
②左仙腸関節
③恥骨結合
先に③に関しては相当強力な結合なのでほぼ動かせないと思ってください。
問題は①②の左右の仙腸関節です。
骨盤矯正とは仙腸関節のズレを改善すること
一般的にイメージされているのは骨盤全体に右や左に傾いているイメージだと思いますがそんな単純な話ではありません。
実際は左右に仙腸関節があってそれぞれがどの方向に歪んでいるのかがわからなくてはいけません。
歪む方向には3つの方向がある
①前後
②左右
③回旋
歪みにはこの3つの方向がありこの組み合わせで矯正方法が変わってきます。
一般的な整骨院や整体院でよくある間違い
足の長さの違いや骨盤を触って高さの違いを検査しているところをよく見ますがこれは間違いです。
足の長さは右に対して左が長いか短いかと言った感じで見ていますが、正常の長さはどういう状態なのか?
これがわからないままどっちが長い、こっちが短いとも言えません。
長い方が正常なら短い方が異常だし、逆も同じですし両方長くなってる場合もあり得ますし逆も可能性があります。
高さのズレも同じことが言えます。
身体が歪んで無い状態とは「重力に対して垂直に立てること」
どんなに患者様を検査してもそもそも正常の状態を知らないと異常もわかりません。
当院で考える骨盤が正常の状態とは垂直に立てているかです。
人間の身体の構造は基本的に立っていることを想定して形が決まっています。
ですので標本や模型では全て立っている状態になっていますよね。
骨盤は上半身と下半身のつなぎ目
世間でこんなに骨盤、骨盤というようになったのは身体の中で重要な部位だからです。
身体は建物と一緒です。
骨盤は建物で言うと「基礎」
背骨が「大黒柱」
頭が「屋根」
と言っています。
骨盤が歪むと言うことは建物の基礎が傾いているのと一緒です。
建物が傾いたら倒れてしまいますが、人は傾いていても立っていられます。
人には「脳」と「筋肉」があるから立っていられます。
脳がどっちに傾いているのかを感知して筋肉に指令を出して骨を支えているから倒れることなく立っていられています。
マッサージでは骨盤矯正はできない
最近の整体院、整骨院でよくみるのが筋肉にアプローチをして矯正を行います。
と言ったところを見ますが筋肉をマッサージして緩めて関節の位置を戻します。
と言った感じに施術をされますが関節にアプローチすることが確実だと考えています。
先で言ったように筋肉は骨を動かすために存在しています。
骨盤が歪み身体が傾いて倒れそうなのを筋肉が倒れないように支えているのに筋肉を緩めても関節の位置が自然にでも戻るとは考えにくいです。
確かに筋肉を緩めることで関節の動きをよくする可能性はありますが、関節の位置が改善するとは思えません。
100歩譲ってその場での身体の歪みは無くなったとしても筋肉は早ければ数時間、長くても数日で戻ってしまいます。
骨盤矯正や関節の矯正をすれば筋肉も必然的に改善します。
当院では足の骨折や、足首の捻挫でも骨盤矯正します。
骨折や捻挫でも骨盤矯正すると怪我の負担が減って痛みも軽減します。
正しい位置がわからないと自分の歪みもわからない
骨盤矯正と言ってもどの関節がどの方向に歪んでいるのかがわからないと結局はなに一つ変わることはありません。
自分の骨盤がどのように歪み、どのように改善すればいいのかわからない
歪みは個人個人みんな違うので検査しないとわからないのでまずは検査してご自身の歪みを知っりましょう。
施術も自分ではできないので当院で責任を持ってしっかり改善していきますのでお任せください!